創る・育てる「みんなの森林セラピーランド」(緑の募金事業)
森林を整備して森林浴や森林ウォーキングを楽しめるセラピーランドをつくることを目的として2012年度から埼玉県飯能市滝の上で始めた事業。
飯能市にある駿河台大学に呼びかけ学生ボランティアや、環境に関心のある団体(エコピープル支援協議会)、福祉関連団体(「あらかわモデル」創造プロジェクト)等にも呼びかけ一緒にセラピーランドづくりにとりかかっている。
フィールドは栗原知司氏所有の森林。これまでは特に活用はされて来なかったが、道路から近く、候補地の中は川が流れ、景観に変化があり、ゆるやかな傾斜はウォーキングロードにも適していると判断して、この場所を活用させてもらうことにした。
3年目はセラピーランドを充実させるための森林整備(間伐・草刈・倒木の除去等)、森林空間として多くの人が集まれるための活動の充実、ネットワークの拡大を含めセラピーランドの活用。これまでに設置したウッドデッキ、バイオトイレ、森の観察小屋=球体のツリーハウス等のメンテナンス、間伐材を活用したパン窯づくり。人が人を呼び、新しい人たち、特に20代の若者たちの参加が多く見られた。都会の閉塞的な中で働く若者たちの魅力的な森林空間として、今後も活動できる可能性がみえ「セラピーランド」づくりの当初の目的が3年目を迎えてはっきりしてきた。
事業内容
- 森林整備
・セラピーロードの整備
・間伐・つる、倒木の除去
・作業道の整備 - 森林体験ワークショップ
・間伐 - 森林空間の整備
・ 間伐材を使用してのパン小屋つくり
・ ウッドデッキ、森の観察小屋の修復 - ネットワークの拡大・・・若者へのSNSを活用した呼びかけ
ワークショップ1「間伐」
ワークショップ2「森林の話と体験」
「パン小屋づくり開始」
「ウッドデッキの改修」
「パン小屋づくり」
「パン小屋完成」
2年目の事業内容は
- 森林調査の継続
- 森林の整備・・・観察小屋設置のための整備
・間伐、つる・倒木の除去 - 森の楽校づくり・・・森林整備、森林への観察小屋設置、活用等
・林業家、建築家、専門技術者等によるボランティアを対象としたワークショップの開催 - ネットワーク拡大のための働きかけ
緑のボールのようなツリーハウス(観察小屋)が出来上がりました!
コンセプトは「緑の木々の葉や花に包まれると、誰でも母親の体内に包まれるような感覚になります。雑木林の中で、一度視界を遮られると、かえって、森への想いが強くなります。」
1. 調査
2. 森林整備
3. 位置決め
4. 足場・基礎
5. みんなで作業をしました
6. 栗原友司さんを講師にワークショップ森の話を聞きました。
7. 完成記念のパーティを開きました。たくさんの人が集まりました。
8. ツリーハウス全貌
1年目の事業内容は
- 森林調査及びセラピーランド計画の立案
- 森林の整備。ウォーキングロードをつくる
- セラピーランド基盤づくり
おがくずを使用したバイオトイレ
みんなが集まれるデッキ
風力発電の設置
今年度の事業も始まっています。
次は観察小屋もつくります。さまざまなワークショップも行いますので、ぜひ参加してください!