「森の駅」事業を島根支部から全国に発信を計画中
道の駅が農産物と魚介類及びその加工品等の商品を中心に扱っているのに対して、自生する森の幸や資源に特化した、ヒト・モノ・コトのつながりを生み出すステーションとして機能するのが「森の駅」。島根支部から全国に発信。
「森の駅」は既存の店舗や施設にコーナーを設けて行うことでコストをかけず、既存施設・商店への人の流れを作り出すステーション。貨幣経済に頼らない、自然採集による山の恵みを活用してきた山の暮らしに注目して、森の資源の有効活用と環境の管理・保全の努力を両立させる地域住民主導による地域振興事業の提案です。
自然環境に関わることから生まれる様々な相乗効果が地域に新たな雇用と社会参加の機会を生み出す事業です。
運営
各「森の駅」の運営は、登録されたそれぞれのステーションの責任において自律的に行われる。
運営規約はNPO法人MORI MORIネットワークが「いずも森の駅事業推進協議会(以下協議会)」と協議の上定める。
- ファンは、消費者、クリエイター、素材提供者、生産(加工)者など森から生まれる資源の利活用に関わる人たち。
- つくり手は、モノ・コトを提供するヒトであり、商品(完成品や素材)など形のあるモノの提供に限らず、商品に関する情報(採集場所・保存/加工法・利用法)などのノウハウや関連する話題の提供者を含む。
- アドバイザーは、自治体や国などの行政機関や、各種法人・団体やこれにつながるキーマンへのアクセスとその方法についてまたこれらの関係者とのチーム作りについてアドバイスを行う。
- 行政は、市・県・国の担当者へのアクセスポイントとして、「地方創生」戦略や地域振興(再生)計画に沿った形で、本事業推進に関連する施策や予算等の情報を含め、森の駅の円滑な運営に向けた各種情報の提供、予算獲得やその使い方について協議会の要請に応じ指導(アドバイス)を行う。