荒川生活実習所でのワークショップ

施設公開に向けての作業を一緒に行う中から、荒川生活実習所の利用者さんと、森の素材を使ったワークショップをやってみよう!ということになりました。

竹や木など自然の素材を使ったものづくりは、利用者さんたちの創造する意欲を引き出してくれるようです。第1回は、竹を使ってマイコップとマイ箸づくりをします。他の作業所からも参加してくれて総勢25名の参加になりました。作業所が一緒に何かを行うことも少ないので、それも楽しい試みの一つになりました。

第1回 竹を使ってマイコップとマイ箸づくり

 

第2回 まるで絵馬のよう!板絵づくり

 

感想

参加した利用者さんから

・本当に楽しかった。またあったらやりたい。今までやったことのないことだったので新鮮だった。
・コップに飲み物を入れると竹のいいにおいがします。ヤスリで削るのが楽しかったです。

職員さんから

利用者さん一人ひとりがノコギリを使ったり、ナタで切ったりと、今までに経験で出来なかったことに取り組んでいる姿がとても印象深く、機会があったら多くの利用者さんが参加されたらいいと思いました。

参加されたメンバーさんが「いいものが出来た!」と目を輝かせていました。経験できない事を経験し、とても真剣な目で取り組んでいるのを見ることができました。また、メンバーさんと自然の物に触れ、ものづくりを通して楽しい体験をしたいと思います。

いつも扱う素材(紙やペンやのりなど)ではなく、木や竹で何かを作り出すことは非常に刺激的ですし、ノコギリやカナヅチ、ナタ、ドリル・・・日常ではなかなか使わない物を使える誇らしさなど様々な経験と、ワクワクがあったと思います。

MORIMORIネットワークから

第一印象は、みんな出来るじゃん、ですね。好奇心とやってみたい気持ちはたくさんあって「やってみる?」と声を掛けると、みんな挑戦してくれました。

切ったり割ったりした瞬間の達成感も、添えた手から伝わって来たような気がします。もっともっと、新しい事に挑戦して行くお手伝いが出来れば良いですね。

作業所に緑の風を

荒川福祉作業所/荒川生活実習所の施設公開に向けて

荒川生活実習所でのワークショップ

第1回 竹を使ってマイコップとマイ箸づくり
第2回 まるで絵馬のよう!板絵づくり

職員さんたちの森林体験

初めての間伐と紅葉まつり

先進事例の視察

ココ・ファーム・ワーナリー(栃木県足利市)とさんわーく かぐや(神奈川県藤沢市)

福祉に森ができること

1年間の活動を冊子にまとめました